


「バブル経済」って聞いたことありますか?大人たちがよく「バブルのころはすごかった」と話しているけど、いったい何がすごかったのか、ちょっとイメージしにくいですよね。
そこで、この記事は日本でおきた「バブル経済」について、わかりやすく説明します。
「バブル」というのは英語で「泡(あわ)」のこと。シャボン玉とかの泡のことです。シャボン玉は大きくふくらむと、ちょっとしたきっかけでパチンとはじけてしまいますよね。
経済(お金の動き)でも同じで、値段が実際の価値よりももどんどん上がってしまい、最後にははじけてしまうことを「バブル」と呼びます。
1980年代の終わりごろ、日本では土地やビル、株(会社の値段のようなもの)の値段がものすごく高くなりました。
たとえば、東京都の23区の土地の値段とアメリカ全土の土地の値段が同じぐらいでした。広さから考えると、日本の土地の値段が以上に高かったことがわかりますよね。
すべてのものが高くなっていったので、誰もが「まだまだ値段は上がる!」と思って、さらに土地や株を買おうとしていました。
ここでバブル時代のエピソードを紹介。バブルのころは「お金がたくさんある!」と勘違いした人たちが、今では信じられないようなことをしていました。
夜になるとタクシーに乗りたい人が多すぎて、手をあげても停まってくれなかった。お客さん同士で「1万円払うから乗せて!」とチップ合戦になることもありました。
若者が集まるディスコ(今でいうクラブみたいな場所)では、高級シャンパンを何本も注文して、まるで花火のようにふるまっていました。
バッグや洋服などの高級ブランド品をみんなが持ちたがって、「とにかく高いものがかっこいい!」とされた時代でした。
バブルのころは食べ物やファッションにも「豪華さ」があふれていました。
当時の女性たちは、体のラインがピタッと出る「ボディコン」というドレスを着て、ディスコで踊るのが流行したんだ。男性は肩パッド入りのスーツやブランド物のスーツを着て、バブルらしい「派手でキラキラ」したファッションだったんだよ。
すしやフランス料理の高級レストランが大人気で、予約が何か月も取れないお店もあったんだ。「一皿ウン万円!」なんていう超高級料理も登場して、ニュースになることもあったよ。
イタリアのデザート「ティラミス」が大人気で、どこのお店でも売り切れるほどだったんだ。今でいう“流行スイーツ”の代表格だね。

いつまでも土地や株の値段が上がり続けることなんてありえません。
一気に「買いたい人」が減って、土地や株の値段がガクッと下がってしまいました。
これが「バブルがはじける」ということ。
膨らみ過ぎたシャボン玉がパチンとはじけて消えてしまったのと同じことが経済でも起きたのです。
そのあと日本では、会社がつぶれたり、仕事がなくなったりして、たくさんの人が大変な思いをしたんだ。
バブル経済から学べることは、「本当の価値」をよく考えることの大切さ。
値段が高いからといって、それが本当にその価値があるとは限りません。
シャボン玉のようにふくらんでいるだけかもしれない。
お金を使うときも「これは本当に必要かな?」と考えることが大事なんだね。
バブル経済は日本の歴史の中でとても大きな出来事でした。
「バブル=泡」というイメージで覚えておけば、きっと忘れないはず!
これから社会の勉強で経済のことを学ぶときに、バブル経済の教訓を思い出してみてください。