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歴史の調べ学習をするとき用に歴史上の人物がしたことを一覧形式でまとめました。インターネットで調べるときのキーワードに人物名だけでなく、その人がしたことに関するキーワードも含めることで色々な情報がみつかります。参考にしてみて下さい。
卑弥呼がしたこと
- 古代日本で国をまとめた女王(邪馬台国のリーダー)
- 占いを使って政治をした
- 中国の国「魏(ぎ)」に使いを送った
- 「親魏倭王(しんぎわおう)」という名前を中国からもらった
- 金印や鏡などのお宝を中国からもらった
- 争いが多かった国々をまとめた
- 自分ではあまり外に出ず、宮殿にこもっていた
- 卑弥呼が亡くなるとまた国が争いはじめた
聖徳太子がしたこと
- おばの推古天皇を助けて政治をした
- 冠位十二階(かんいじゅうにかい)という制度をつくった
- 十七条の憲法を作って、人々の心のあり方を教えた
- 中国(隋)に使いを送った(小野妹子など)
- 仏教を広めた
- 法隆寺を建てた(今もある世界最古の木造建築)
- 和の心(みんなで協力すること)を大切にした
- 学問や文化を大切にした
- 日本の国づくりの土台を作った
中大兄皇子がしたこと
- 大化の改新をおこした
- 中臣鎌足(なかとみのかまたり)と手を組んだ
- 蘇我氏をたおした(蘇我入鹿)
- 新しい政治のしくみを作った
- 戸籍(こせき)をつくって国民を管理した
- 土地を国のものにした(公地公民)
- 朝廷(ちょうてい)というしくみを整えた
- 天智天皇(てんじてんのう)になった
- 水時計(漏刻)を使って時を知らせた
- 唐の文化を取り入れようとした
聖武天皇がしたこと
- 仏教を大切にし、仏教の力で国を守ろうとした
- 国ごとに国分寺・国分尼寺を作らせた
- 東大寺(とうだいじ)を作った
- 家族や人々の幸せを願って大仏を作った
- 天平文化(てんぴょうぶんか)を広めた
- 正倉院(しょうそういん)という宝物庫を作った
- 病気や天災を心配して、仏の力に頼った
- 行基(ぎょうき)というお坊さんを信頼した
平清盛がしたこと
- 武士として初めて政治のトップになった
- 太政大臣(だいじょうだいじん)になった
- 平家(へいけ)を日本の政治の中心にした
- 日宋貿易(にっそうぼうえき)を行った
- 神戸(当時は大輪田の泊)を貿易の港にした
- 娘を天皇の妃にした
- 平氏の世(平家の栄華)を築いた
- えこひいきがひどくて人々の反感を買った
- 源氏との争いを始めた(源平合戦のきっかけ)
- 「平家にあらずんば人にあらず」と言われる時代を作った
後醍醐天皇がしたこと
- 武士の力をおさえて天皇中心の政治をしようとした
- 鎌倉幕府をたおすために計画を立てた
- 足利尊氏(あしかがたかうじ)とともに幕府をたおした
- 建武の新政(けんむのしんせい)という政治を始めた
- 武士の不満がたまり、京都を追われ、吉野(奈良県)で南朝を開いた
- 朝廷が二つに分かれる「南北朝時代」のきっかけを作った
織田信長がしたこと
- 今川義元を「桶狭間の戦い」でたおした
- 鉄砲をうまく使った戦いをした(長篠の戦い)
- 楽市楽座(らくいちらくざ)で商売を自由にした
- 仏教の力をおさえるために比叡山を焼き討ちにした
- キリスト教を保護した
- 安土城(あづちじょう)をたてた
- 天下統一を目指して全国に戦をしかけた
- 明智光秀に裏切られて本能寺で自害した(本能寺の変)
- 古いしきたりにとらわれず、新しい考え方をした
豊臣秀吉がしたこと
- 織田信長の家来から出世して天下をとった
- 太閤(たいこう)と呼ばれた
- 全国をまとめて平和な時代をつくった
- 刀狩り(かたながり)で農民から武器を取り上げた
- 身分を分ける「兵農分離(へいのうぶんり)」を行った
- 太閤検地(たいこうけんち)で土地と税を調べた
- 大阪城を建てた
- 朝鮮に出兵した(文禄・慶長の役)
徳川家康がしたこと
- 関ヶ原の戦いで勝って天下をとった
- 江戸幕府を開いた(1603年)
- 大名をうまくまとめるしくみをつくった(幕藩体制)
- 武士と農民をきちんと分けた
- 幕府のルール「武家諸法度(ぶけしょはっと)」をつくった
- 平和な時代(江戸時代)の土台をつくった
- キリスト教を禁止した
- 江戸の町を発展させた
徳川家光がしたこと
- 江戸幕府の3代将軍となった
- 幕府の力をもっと強くした
- 参勤交代(さんきんこうたい)を始めた
- 武家諸法度をもっときびしくした
- キリスト教を徹底的に禁止した
- 鎖国(さこく)を始めた(外国との出入りを制限)
- 長崎の出島だけ外国との貿易を許可した
- 日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)を建てた
- 家康を神さまとしてまつった
- 江戸幕府のしくみをしっかり安定させた
西郷隆盛がしたこと
- 明治維新の中心人物の一人となった
- 江戸城を戦わずに引き渡させた(江戸無血開城)
- 明治新政府で政治のリーダーになった
- 「征韓論(せいかんろん)」をとなえたが、意見が合わず辞めた
- 鹿児島に戻り、士族のリーダーとなった
- 不満をもつ士族たちと西南戦争(せいなんせんそう)を起こした
- 戦争に負けて亡くなったが、人々に愛された
坂本龍馬がしたこと
- 幕府を倒さずに、平和に新しい日本をつくろうとした
- 薩長同盟を裏でまとめた(西郷や木戸を説得)
- 「大政奉還(たいせいほうかん)」の考えを将軍に伝えた
- 新しい国の形を考えていた(船中八策)
- 貿易会社「亀山社中(のちの海援隊)」をつくった
- 世界のことにくわしく、日本を進んだ国にしようとした
- 明治を前に、京都で暗殺されてしまった(近江屋事件)